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その4 TouchUpツールは使えるか
4―3 TouchUpツールで文字属性を変更する

■[テキスト属性]で文字の属性を変更する
 AcrobatではTouchUpツールを使って、フォントそのものや文字を差し替えることができます。
 文字やテキストの変更は、ツールメニューの[TouchUp]の[テキスト属性]で行ないます。[テキスト属性]で行なえる変更は、フォントの差し替え、文字の打ち変え、サイズの変更、カラーの変更、アウトラインカラーの変更です。
 文字の属性を変えるには、変更したいテキストをTouchUpテキストツールで選択反転します。そしてフォントタブの[サイズ][文字の塗り設定][文字のアウトライン設定]を変更します。

■テキストのカラーを変更する
 テキストのカラーを変更するには、テキストを選択反転して、フォントの属性ダイアログで、文字設定のカラーを選択します。塗りつぶしカラーボックスをクリックすると、カラーパレットが現われるので、それでカラーを指定します。もしくは、その隣の三角矢印のドロップダウンリストから選択します。
 文字のアウトラインもアウトラインボックスから、カラーパレットもしくはドロップダウンリストから選択できます。

●文字を変更する前のPDF

●文字のカラーを変更した後のPDF

●カラーボックスをクリックするとカラーパレットが現われる
※カラーボックスをクリックするとカラーパレットが現われる。カラーパレットはCMYK以外のカラーモードや方法でも選択できる。

■文字のサイズを変更する
 文字のサイズも同じようにTouchUpツールで文字を選択反転したまま、テキスト属性のフォントタブから[pt]の左の入力ボックスにフォントサイズを入力します。それで埋め込まれたフォントでも文字サイズは変更されます。

●文字サイズを変更する前のPDF

●文字のサイズを変更した後のPDF
※フォントサイズ変更したとき、行の両端を揃えるときは、行タブで[両端揃え]を選択してから、サイズの変更をおこなう。

 フォントタブの[フォントサイズ][文字の塗り設定][文字のアウトライン設定]を変更する場合、変更対象となるフォントがシステムにインストールされていなくても可能です。文字の属性を変更する場合は、埋め込まれたサブセットの字形だけで変更可能だからです。



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