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トップページ書籍製品一覧>Acrobat 8 Proサクサク出力のコツ
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Acrobat



Acrobat 8 Pro




 印刷用のデータフォーマットとして「PDF」が常識になっています。もうすでに、

PDFで入稿したいんですが、できますか?

と聞かれて、「できません」と言えますか? 出力する印刷会社の立場では、それはいえません。

 入稿したPDFをチェックして、特色が含まれていたとき

特色をCMYKに分解して再入稿してください

というべきでしょうか。再入稿すれば、予定していた納期には納まらない可能性があります。また、クライアントが適切にドキュメント内の特色をCMYKに分解できるとは限りません。すべての特色を分解できなかったら、またまた「再入稿」になってしまうかもしれません

 逆に、あなたが出力を依頼する立場だとして、「訂正して再入稿してください」といわれたら、どうしますか?

 もちろん、再入稿しなければならないPDFもあります。貼り込み画像の解像度が極端に小さかったり、Illustrator CS / CS2でEPS画像を貼り込んで、画像内に水平線がある場合は、再入稿していただくしかありません。

 しかし、印刷用として適切でないエラーでも、Acrobat 8 Proの機能で印刷用のPDFとして変換できるケースが少なくありません。もし、Acrobat 8 Proの機能で変換することで「再入稿」せずに出力できるのであれば、これに越したことはありません。

 「再入稿」はコストがかかります。

印刷会社にとっては「人件費」というコストリスクが、

クライアントにとっては「納期遅延」というコストリスク

が発生します。

 必要なのは、Acrobat 8 Proだけです。場合によってはIllustratorやPhotoshopは必要になりますが、高価なRIPの機能は必要ありません。透明の分割・統合も、Acrobat 8 Proがあれば、最新のAPPE(Adobe PDF Print Engine)と同様の品質で分割することが可能なのです。

 入稿したPDFをAcrobat 8 Proのプリフライトでチェックし、変換できるものはAcrobat 8 Proの印刷工程ツール、TouchUp、PostScript書き出し、フィックスアップなどを使い分けて、PDFを変換すればいいのです。印刷会社もクライアントも貴重な時間を失うことはありません。

 もしあなたが、Acrobat 8 Proの機能を使いこなしていないのであれば、是非とも使いこなしてみて下さい。たった数万円のソフトで、入稿したPDFがそのまま出力できるかどうかを判別し、可能なものは出力可能なPDFに変換してコストをかけずに出力できるのです。



Acrobat 8 Pro



上高地仁のDTP出力の本。古い本ですが、アマゾンではプレミア価格になっていることもあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 もしあなたが、PDFの出力で全く困っていないというのであれば、このページを閉じて下さい。多少なりともPDF出力に関心があれば、少しお時間をいただければ幸いです。

 私は印刷用のフォーマットとしてPDFを信用していませんでした。PDFを使うことに、それほどメリットを感じなかったんですね。まあでも、Acrobat 5.0が発売されたとき、PDFは印刷用のフォーマットして十分使えるぞ、と思うようになりました。

 はじめまして、上高地仁と申します。私はもともと印刷会社で営業していました。DTPが普及しつつあるとき、営業しながらデータの作成や出力も担当するようになり、それらのノウハウを整理して「DTP-S(誰でもできるDTPのために)」というWebサイトをアップしたのです。

  サイトをアップしたら、半年ほどで出版社から出力をテーマとした書籍の依頼メールがやってきました。そのとき書いたものが『標準DTP出力講座(翔泳社)』という本です。印刷営業なのに出力の本を出版してしまいました。それ以来、DTPに関わって書籍を発行したり、セミナーを開催したりしています。PDFについても、『DTP実務者のためのAcrobat PDF活用ガイド(毎日コミュニケーションズ)』という本を書いて、PDFの作成方法や印刷用の出力方法を解説しました。

 PDFのトラブルの大半は、Acrobat 8 Pro以降があればたいてい解決します。カラーをCMYKに変換したり、透明を分割・統合したり、テキストをアウトライン化することも簡単です。Acrobat 8 Proの機能を使えば、そのままRIPのホットフォルダに放り込んで出力しても問題のないPDFにすることができます。テキストをアウトライン化してスムーズシェード(グラデーション)をブレンドや画像にすれば、PostScript レベル2の出力機からでも出力可能になります。

 私はこうしたAcrobatの優れた機能をずっと検証してきました。そしてAcrobat 8 Proだけで最新鋭のRIPがなくてもPDFを確実に出力するノウハウを身につけました。そのノウハウを知りたいなくですか。Acrobatにある機能の使い方を知っているだけで、PDFは安心して入稿できます。もちろんすべてのPDFがAcrobat 8 Proで変換できるわけではありません。しかし、変換可能なものはAcrobatで変換すれば、トラブルを防ぎ納期が遅れることはありません

 出力できるPDFに変換するのは簡単です。Acrobat 8 Proでプリフライトして、印刷工程ツールもしくはフィックスアップで変換するだけです。プリフライトプロファイルも付属していますから、誰にでもできます。

 Acrobat 8 ProでするPDFのカラー変換、テキストのアウトライン化、透明の分割・統合、墨ベタのオーバープリントなどについて詳しくまとめたものが『ピンチを救う Acrobat 8 Proサクサク出力のコツ』です。私はAcrobatで印刷用PDFを扱うノウハウをAcrobat 7.0 Pro(Acrobat 7.0 ProからPDFを思い通りに出力する方法)以降、PDF出力のテキストとして作成しています。いままでに、三百社以上がこれらのテキストを活用されPDF出力に役立てていただいています。

 私がもし印刷会社に勤めていたら、Acrobat 8 ProでPDF出力するノウハウは決して外には出しません。数千万円もする最新鋭の出力がなくても、PDFを出力できるからです。最新鋭の高機能なRIPは不要です。コストをかけずにPDFを出力できれば、価格競争にも強みを発揮するでしょう。

 『ピンチを救う Acrobat 8 Proサクサク出力のコツ』は、Acrobat 8 Proの印刷のための機能として、

印刷工程ツール
TouchUp
PostScriptファイル書き出し(DistillerでPDFを再作成)
プリフライトでのフィックスアップ


でできるPDFの変換について詳しく解説しています。A5サイズですが全192ページにわたって、Acrobat 8 Proの印刷機能を解説しています。PDF出力では必ずやお役に立ちます。






Acrobat 8 Pro


 PDFで入稿する場合でも、入稿されたPDFがそのまま出力できるとは限りません。印刷用としてPDFを作成する場合は、適切に作成する必要があるからです。印刷用として“不合格”なPDFには次のようなものがあります。

RGBモードで作成もしくはRGB画像が混在

ICCプロファイルの埋め込み

グレー印刷なのにカラーが混在

CMYKのみなのに特色が混在

トンボのないPDF

印刷で再現できないヘアラインを指定

透明効果を含んだまま保存

フォントを埋め込まないまま作成


●RGBモードで作成もしくはRGB画像が混在

Illustratorでは9.0以降カラーモードが指定できるようになりました。CMYKカラーで作成していれば、RGBで貼り込んだ画像もPDFとして保存するとCMYKとして書き出されます。しかし、EPSで貼り込んだ画像がRGBの場合、DistillerでPDFに変換すると画像のRGBのままです。Illustratorから保存されるPDFでも、ドキュメントをRGBカラーで作成しているとRGBのままPDFが作成されます。また、WindowsのMS WordからのPDFでも、Distiller 7.0以降は、強制的にCMYKに変換するDistillerの機能でCMYKに変換できますが、その機能を使わないときやそれ以前のバージョンではRGBのままになります。Acrobat 8 Proでは、適切にRGBをCMYKに変換できます。

●ICCプロファイルが埋め込まれている
PDFにICCプロファイルを埋め込むと、埋め込んだカラースペースに合わせてカラーマネージメントできます。しかし、高解像度の印刷用の出力では、出力機が埋め込まれたICCプロファイルを読み込んでカラー変換してしまうことがあります。ICCプロファイルは埋め込まないようにする方が安全です。ICCプロファイルの埋め込みは、アプリケーションで保存時に行われる他、DistillerでもICCプロファイルを埋め込むことができます。また、Photoshopで「ポストスクリプトカラーマネージメント」して、DistillerでPDFにすると、画像に「PostScript CSA」のプロファイルが埋め込まれます。これらのICCプロファイルは削除して出力しましょう。

●モノクロ印刷なのにカラーが混在している
グレースケールで作成して1色で印刷する印刷物は少なくありません。1色で印刷するには、ドキュメントも1色で作成しなければなりません。1色のデータではグレースケールで作成するのが基本ですが、グレースケールで作成しているのも関わらず、CMYKやRGBで指定されているデータが含まれていることがあります。グレースケールに変換してRIPから出力することも可能ですが、その場合は、変換結果を確認することができません。グレー出力のカラー成分は、Acrobat 8 Proでグレースケールに変換することができます。

●CMYKのみなのに特色が混在している
CMYK4色で印刷するドキュメントにも関わらず、DICカラーやPANTONEなどの特色を指定し、そのまま出力用のデータを作成することがあります。PDFに保存しても、特色は特色のままになります。特色はCMYKに分解しなければなりません。Acrobat 8 Proでは、PDF内の特色データを適切にCMYKに変換したり、CMYKいずれかの版に置き換えることができます。

●トンボのないPDFで入稿
仕上がりサイズのまま作成されたPDFには、印刷用のトンボがありません。トンボがなければ印刷することはできません。PDFのドキュメントサイズが仕上がりサイズの場合は、Acrobat 8 Proでドキュメントサイズを大きくし、トンボを後から追加することができます。なお、塗り足しを追加することはできません。

●印刷で再現できないヘアラインが指定されている
ヘアラインは極細線です。線の太さが「0.01 mm」程度になると、2,400 dpiの出力機では線が1ドットで作成されることになります。2,400 dpiでの1ドットは出力できても、印刷するとほとんどわからないくらいになります。印刷で再現できないような細い線は、Acrobat 8 Proで太い線に置き換えることができます。

●透明効果を含んだまま保存されている
透明効果はPDFを作成するときに、分割・統合するのがベターです。
透明オブジェクトを指定している場合、透明のままPDFを作成し、透明効果に対応したRIPから出力することもできます。しかし出力機によっては、透明に対応しているとは限りません。また、透明をRIP側で分割・統合する場合でも、RIPによって分割・統合の機能に違いがあります。PDF作成時に分割・統合することもできますが、Acrobat 8 Proで透明効果を分割・統合すると、APPEと同等の性能で分割・統合することができます。

●フォントを埋め込まないまま作成されている
ドキュメント内のフォントは、アウトライン化するか、PDFに埋め込めば、レイアウト通りに出力できます。フォントが埋め込まれないままPDFが作成されると、別のフォントに差し変わって出力されることがあります。埋め込まれていないフォントは、Acrobat 8 Proで再埋め込みするか、アウトライン化することでレイアウト通りに出力することが可能になります。


 これらのPDFは、Acrobat 8 Proの機能で印刷可能なPDFに変換することができます。埋め込まれていないフォントも、該当フォントがインストールされた環境であれば、再埋め込みするか、アウトライン化することで出力可能なPDFに変換できます。


 
PDFでの出力トラブル
Acrobat 8.0 Proでの対処法
RGBオブジェクト RGBオブジェクトはRIPでCMYKに分解できます。できない場合はグレースケールで出力されます。しかし大半のRIPは、変換の方法をコントロールできません。 Acrobat 8.0 Proでは、[色を置換]でRGBはCMYKに変換できます。その際テキストのRGBブラックはCMYKの墨ベタのみに変換することができます。
ICCプロファイルの埋め込み 古いRIPの中には出力データ内にICCプロファイルが含まれていると、想定外のカラーに変換するものがあります。内部の変換テーブルでカラー変換するためです。 Acrobat 8.0 Proの[色を置換]には「キャリブレーション解除」という機能があります。これでPDF内のICCプロファイルを削除できます。
CMYKに分解する特色 CMYKで印刷するにもかかわらず、特色のまま指定しているオブジェクトです。高解像度出力でも特色のCMYK変換はできますが、操作が面倒なので歓迎されません。 特色も[色を置換]でCMYKに変換することができます。さらに別の特色に変換することも可能です。
カラーのPDFをモノクロに変換 カラーで作成しモノクロで印刷するケースは少なくありません。グレースケールに変換すると、画像の墨の濃度が高くなったり、RGBの墨文字がCMYKのかけ合わせになることがあります。 Acrobat 8.0 Proの[色を置換]で、簡単にグレースケールに変換できます。さらに使いこなせば、RGB画像内の墨ベタも、CMYKの墨ベタに変換することが可能です。
印刷で再現できないヘアライン たとえば、0.01ポイントなどで指定された線はデータとして存在しても、印刷時には再現できません。 [印刷工程パレット]の[ヘアラインの修正]で印刷で再現できない線を検知して、より太い線に置き換えることができます。Acrobat 9 Proであれば、かけ合わせの線幅のみを選択して置き換えることも可能です。
埋め込まれていないフォント 埋め込まれていないフォントは、別のフォントに差し替えられることがあります。そうなると、レイアウトが指定通りになりません。 埋め込まれてないフォントは、Acrobatが認識するフォントであれば、再埋め込みできます。また、埋め込まれていなくても、フォントをアウトライン化することも可能です。
分割・統合されていない透明効果 透明効果は出力が対応するPDFのバージョンが1.3以下の場合、事前に分割・統合して出力しなければなりません。分割・統合方法が異なると、誌湯津力結果に影響することがあります。 Acrobat 8 Proでは、APPE(Adobe PDF Print Engine)と同等の透明の分割・統合機能が用意されています。もっとも高品質に透明を分割・統合できます。
PDFのバージョン 印刷用のPDFバージョンは「1.3(Acrobat 4.0互換)」が基準です。たとえPDFネイティブの出力機であっても、「PDF 1.4」以降だと出力できないことがあります。 PDFバージョンは[PDFの最適化]機能でバージョンダウンできます。バージョンを「PDF 1.3」に下げるときに透明を分割することも可能です。
CMYKに分解されたRGBブラック RGBで作成した墨ベタをそのままCMYKに変換すると、CMYKのかけ合わせになってしまいます。印刷すると、CMYがにじんだ墨になってしまいます。 CMYKを一旦RGBに戻し、もう一度[色を置換]でCMYKに変換すれば、墨ベタにすることが可能です。





Acrobat 8 Pro


 印刷用として“不合格”なPDFは、Acrobat 8 Proの変換機能を使うことで、印刷用として適切なPDFに変換することが可能です。Acrobat 8 ProにはPDFを変換する方法がいくつかあります。そのいくつかの機能とは

印刷工程ツール
PostScript書き出ししてDistillerでPDF化
TouchUpツール
フィックスアップ

の4つです。それそれの方法で「出来ること」と「出来ないこと」が決まっています。たとえば、「トンボの追加」は印刷工程ツールでのみ可能です。TouchUpでは選択したオブジェクトに対してカラー変換が可能です。またフィックスアップでは「黒のオーバープリント」や「白のオーバープリントの解除」が可能です。

 さらに、同じような機能でも、それぞれで設定方法やオプションが異なっています。カラーを変換する機能はそれぞれにありますが、変換の方法には違いがあります。

 たとえば、印刷工程ツールでは特定のカラーを選択して、ターゲットのカラースペースに変換し、そのときに黒の成分をK100に置き換えることができます。

Acrobat 8 Pro

印刷工程ツールの[色を置換]では、プロファイルでCMYKスペースを割り当てます。[黒のオブジェクトを維持]しておきます。[黒のオブジェクトを維持]をチェックしておくと、RGBブラックは墨ベタに変換されます。

 PostScriptファイル書き出しでも、ターゲットのカラースペースを指定しカラー変換したPostScriptファイルを書き出せます。しかし、RGBをCMYKに変換するとき、RGBブラックを「黒のオブジェクトを維持」してK100に変換することはできません。

Acrobat 8 Pro
PostScript書き出しでは、カラーパネルのプロファイルでCMYKスペースを割り当てます。ただし、[黒のオブジェクトを維持]の機能はありません。

 TouchUpツールでは、カラー変換は変換先のカラースペースを指定してオブジェクト毎に行います。オブジェクトに指定されたICCプロファイルを削除したり追加することも可能です。
Acrobat 8 Pro
オブジェクトを選択してTouchUpのプロパティを開きます。[変換]でCMYKスペースを選択して、[色を置換]すると、TouchUpでもカラー変換できます。

 フィックスアップでは、カラー変換をオブジェクト毎に選択して指定することができます。画像に対する変換とテキストに対する変換を別々の設定で行うことも可能です。
Acrobat 8 Pro
[色を置換]フィックスアップでは、変換先パネルの設定でCMYKスペースを指定し、変換設定パネルで選択したオブジェクトとカラーを変換したり、キャリブレーションを解除することができます。

 Acrobat 8 Proでは、カラーを変換するにしても、ケースバイケースで処理することが可能です。ドキュメントのカラーを一括変換するのであれば印刷工程ツールかフィックスアップで、画像のみやテキストのみを選択して変換するのであればフィックスアップを使い、選択したオブジェクトのみをカラー変換する場合はTouchUpが便利です。

 そのままでは印刷できないPDFを、再入稿せずに出力して印刷しなければならなくなったピンチのとき、Acrobat 8 Proの変換機能があなたを救います。




◆あなたがこのテキストで身につけていただけることです。

Acrobat 8 Pro


■ご活用いただいている皆様の声を紹介します
 (「Acrobat 8 Proサクサク出力のコツ」もしくは同セミナー参加者に頂いたものです)

 『Acrobat 8 Proサクサク出力のコツ』をご購入いただき、実務で活用されている方々の声をご紹介します。ご意見をお寄せいただきありがとうございました。



●制作のヒントや困った時の道標として活用しています
(長野県長野市:DTP制作オペレータ:町田宗重さま)

 先日、東京のセミナーに参加しました。その節は大変有意義なセミナーありがとうございました。みなさんの抱えている問題や、疑問をお聞きしたり意見交換ができてとっても参考になりました。

 『ピンチを救う Acrobat 8 Proサクサク出力のコツ』はわかりやすく、制作のヒントや困った時の道標として、私の大切な教則本となっています。

 PDFは誰にでも簡単に受け渡しができ、たいていのパソコンで開くことが出来る便利なファイルです。しかし、その反面印刷現場としてはちゃんと扱えるPDFがあまりにも少ないことに驚かされます。そして情報が少なく、適切な方法を教えてくれるところがほとんどありません。結果として適切な処理をしないまま、力技で出力して、先方データのせいにしたり、今考えると恐ろしくなります。

 PDFの便利さは、OSやアプリケーションの違いを乗り越えてひとつにまとめてくれるところになります。今後、私の会社でもIndesignを中心とした、PDFでの運用になっていきます。そんな時、指導する立場にある私にとっても、まず、『ピンチを救う Acrobat 8 Proサクサク出力のコツ』を読んでもらい、運用する上で注意しなければいけない意識を持ってもらうために、役立てようと考えています。ありがとうございました。


確かに、そのまま扱えるPDFは少ないですね。PDFでなくても、いままでのアプリケーションのデータでもそのまま扱えるものは限られていました。とくに、昨今は、DTPの基本も知らないユーザーが作成したデータがそのまま入稿されるケースが多くなっていて、PDFになってもけっこういい加減なデータはあります。それでも、何らかの方法で対処可能なものは、対処しなければ競争に打ち勝てないというのが実際のところではないでしょうか。Acrobat 8 ProやAcrobat 9 Proの機能を是非とも役立てていただき、トラブルのないワークフローを実現して頂ければ幸いです。(上高地仁)




●PDFのアウトライン化を本書で一発解決
(佐賀県佐賀市:平山力博さま)

 Acrobatのバージョンが8になり、バージョン7で出来ていた埋め込みフォントのアウトライン化がメニューの移動により、なかなか解決できずに困っていましたが、本書を確認させていただき、一発で解決できました。埋め込みフォントのアウトライン化は、非常に便利な機能で、業務に役立てています。次は、特色の置き換えを活用し、校正提出時に役立てていきたいと考えております。


アウトライン化はPDFワークフローでは必要不可欠なノウハウですね。特色データの置き換えも、手順さえわかれば簡単だと思います。Acrobat 9 Proでは、かけ合わせを特色にすることができます。特色に置き換えて、プロセスカラーにすればどんな色でも、指定した色に置き換えることが可能になります。かなり期待していい機能だと考えています。(上高地仁)




●聞きたいことが聞けるセミナーでした
(福井県敦賀市:DTP制作オペレータ:AYさま)

 Acrobatセミナーの感想ですが、概ね聞きたいことも聞け、ためになるセミナーだったと思います。ありがとうございました。

 ただ、いきなり参加者の方が持ってこられたデータの検証から始まったのに戸惑ってしまいました。他社のデータの問題も当社でも困っている問題でしたので、聞きたいことは聞きたかったのですが、できれば、最初は目次通りに進めて頂ければ良かったと思いました。

 あと、変換方法は色々(色の置換、PSに書き出して置換、フィックスアップで置換)あると思いますが、どれで変換するのがベストなのかも知りたかったです。(話しの流れでは、フィックスアップがベストなのかなと思いましたが)


少人数でセミナーを行う理由は、参加された方の「いまそこにある問題」を解決したいからです。レジメの順番にお話しすることはできますが、セミナーに参加される理由は、いま具体的に困っていることがあるケースがたいていです。ですから、講義的にお話しするより、質問を中心にセミナーを進めています。最初から目次通りに進めていくと、引っ込み思案になって疑問があっても、そのまま帰られるケースもあるので、最初から参加者の意見を反映するようにしています。

それと、ある参加者の抱えている問題は、他の参加者にとっても重要なテーマであったり、同じように困っていることが少なくありません。仕事をしていく上で、他のセミナー参加者の意見や考えを知ることも、役に立つのではないでしょうか。

PDF変換の方法は、フィックスアップでするのが一番効率的ですが、ケースバイケースで印刷工程ツールで変換した方がいい場合や、PostScript書き出ししたほうがいいこともあります。基本としてはフィックスアップでワークフローを構築して、それでうまくいかないときは、他の方法を利用するということだと思っています。(上高地仁)




●DTP出力オペレーターにとってまさに必携の書
(東京都千代田区:DTP出力オペレータ:I・Tさま)

 ここ1〜2年でPDF入稿がかなり増加している中、印刷に不適切なPDFデータが後を絶ちません。印刷会社にとって入稿後のデータの修正は、避けられないのが現状です。そんな中で、この本はDTP出力オペレーターにとってまさに必携の書と言えると思います。インクナブラさんにはこれからもこういう書籍をどんどんリリースして頂きたいと切に思う次第です。


 印刷用に不適切なデータは多いですね。一つは印刷のスキルを持っていない方が印刷用のデータを作成することが多くなったということでしょう。そういう意味では、本来のDTPに近づきつつあるのかもしれません。ただまあ、アプリケーション側でPDFを書き出すときに、印刷用のプリフライトを行ってから書き出して欲しいものですね。そうなれば、不適切なデータは少なくなるでしょう。もっともそうなるまでには、まだ時間がかかりそうです。(上高地仁)


■『Acrobat 8 Pro サクサク出力のコツ』の目次

 『Acrobat 8 Pro サクサク出力のコツ』では、リファレンス的な使い方ができるように、各トピックだけで完結するように構成しています。説明が重複する部分については、参照トピックを紹介しています。また、各トピックで手順が分かりやすいように、機能の解説に後に、具体的な手順を「ステップ」として整理しています。ステップの順番に処理をすることで、変換する方法が一目瞭然となります。

第一章 印刷工程ツールでPDFを変換する

印刷工程ツール【1】:[色を置換]でキャリブレーション解除する
 PDFに埋め込まれたICCプロファイル
 ステップ1 PDF内のICCプロファイルを調べる
 ステップ2 [色を置換]でキャリブレーションを解除する
印刷工程ツール【2】:[色を置換]でRGBをCMYKに変換する
 [色を置換]でRGBをCMYKに変換するメリットとは
 ステップ1 PDF内のRGBオブジェクトを調べる
 ステップ2 [色を置換]でRGBをCMYKに変換する
印刷工程ツール【3】:[色を置換]でカラーをグレースケールに変換する
 Acrobatでグレースケール変換する理由とは
 ステップ1 [出力プレビュー]で変換結果を確認する
 ステップ2 RGBからの変換では「Gray Gamma」を割り当てる
 ステップ3 [色を置換]でグレースケールに変換する
印刷工程ツール【4】:[色を置換]で特色を別の特色にしてCMYK変換する
 歓迎されないPDF内の特色指定
 ステップ1 PDF内の特色を調べる方法
 ステップ2 特色をCMYKに分解する方法
 ステップ3 特色を特色に置き換える方法
 ステップ4 特色をCMYKのいずれかの版に置き換える方法
 ステップ5 特色をインキエイリアスで変換する方法
印刷工程ツール【5】:[ページのトリミング]でIllustratorPDFの余白を削除する
 余白が必要なIllustratorからのPDF
 ステップ1 Illustrator PDFの余白を削除する
印刷工程ツール【6】:トンボのないPDFに[トンボを追加]する
 [トンボを追加]では裁ち落としは復元できない
 ステップ1 [ページのトリミング]でサイズを大きくする
 ステップ2 [トンボを追加]で二重トンボを指定する
印刷工程ツール【7】:[ヘアラインを修正]で線を置き換える
 印刷で再現できない線幅とは
 ステップ1 PDF内の線幅をプリフライトで調べる
 ステップ2 [ヘアラインを修正]でヘアラインの線幅を置き換える
印刷工程ツール【8】:高品質で[透明を分割・統合]する
 APPEに対応したAcrobat 8 Proの透明の分割・統合
 ステップ1 PDF内の透明を調べる
ステップ2 透明効果を分割・統合する
印刷工程ツール【9】:[透明を分割・統合]機能でテキストをアウトライン化する
 PDF内フォントのアウトライン化はなぜ必要か
 透明の分割・統合機能で強制的にアウトライン化する
 ステップ1 透明の[乗算]オブジェクトを作成する
 ステップ2 透明オブジェクトを[背景]として貼り込む
 ステップ3 [透明の分割・統合]でアウトライン化して透明を分割する
 ステップ4 PDF非対応の出力機から出力する方法
印刷工程ツール【10】:[PDFの最適化]でダウンバージョン保存する
 プリセットを作成して利用する[PDFの最適化]
 ステップ1 画像をダウンサンプルする
 ステップ2 フォントの埋め込みは解除しない
 ステップ3 PDF保存時に透明を分割・統合して保存する
 ステップ4 不要なオブジェクトを破棄する
 ステップ5 不要なユーザーデータを破棄する
 ステップ6 PDFを最適化して書き出す


第二章 TouchUpでPDFを編集する

TouchUp【1】:環境設定でアプリケーションを指定する
 個別に編集可能なTouchUpオブジェクトツール
 ステップ1 Photoshop CS3で画像を編集する
 ステップ2 Illustrator CS3でオブジェクトを編集する
TouchUp【2】:テキストを編集して書き換える
 テキストの埋め込みと編集をするTouchUpテキストツール
 ステップ1 フォントを変更する
 ステップ2 テキストを編集する
TouchUp【3】:オブジェクトのカラーを個別に変換する
 個別にカラー変換できる[TouchUpオブジェクトツール]
 ステップ1 オブジェクトのカラーを変換する
TouchUp【4】:オブジェクトのICCプロファイルを削除・追加する
 個別にICCプロファイルの削除追加できる[TouchUpオブジェクトツール]
 ステップ1 オブジェクトにICCプロファイルを埋め込む
 ステップ2 埋め込まれたICCプロファイルを削除する


第三章 PostScript変換して再Distillerする

PostScript変換 【1】:DistillerでPDFに再変換する
 Distillerで再PDF化するメリットとは
 ステップ1 ファイルメニューで別名保存する
 ステップ2 一般パネルでPostScriptレベルとフォントの埋め込みを指定する
 ステップ3 カラーパネルでプロファイルと透明を指定する
 ステップ4 トンボとPostScriptオプションはオフにする
 ステップ5 Distillerの設定は「高品質印刷」をベースにする
 ステップ6 一般パネルでPDFのバージョンを指定する
 ステップ7 画像を「350 ppi」でダウンサンプルする
 ステップ8 すべてのフォントは埋め込んでPDFを作成する
 ステップ9 カラーは変更せずプロファイルも埋め込まない
 ステップ10 詳細設定パネルは「高品質印刷」のままで書き出す
PostScript変換【2】:埋め込まれていないフォントを埋め込む
 ローカルフォントを参照フォントとして書き出す
 ステップ1 環境設定で[ローカルフォントを使用]をチェックする
 ステップ2 「埋め込みフォントと参照フォント」を指定して書き出す
PostScript変換【3】:キャリブレーションを解除して書き出す
 埋め込まれたプロファイルと同じプロファイルで書き出す
 ステップ1 埋め込まれたICCプロファイルをプリフライトで調べる
 ステップ2 埋め込みプロファイルを指定して書き出す
PostScript変換【4】:RGBをCMYKに変換して書き出す
 PDF内のすべてのカラーを確認してCMYKにする
 ステップ1 環境設定でRGBプロファイルを指定する
 ステップ2 CMYKプロファイルを指定する
PostScript変換【5】:カラーをグレースケールに変換して書き出す
 PostScript書き出しでは[黒のオブジェクトを維持]できない
 ステップ1 PDFのカラーモード確認する
 ステップ2 グレースケールプロファイルを指定する
PostScript変換【6】:特色を別の特色やCMYKに分解して書き出す
 PostScriptファイル書き出し時に[インキ]を指定する
 ステップ1 [インキ]で特色をプロセスカラーに分解する
 ステップ2 [インキ]で特色を別の特色に置き換える
 ステップ3 [インキ]で特色をCMYKのいずれかの版に置き換える
PostScript変換【7】:PostScriptファイル書き出し時に透明を分割・統合する
 ステップ1 透明の分割・統合の設定を選択する
 ステップ2 テキストをアウトライン化してPostScriptファイルを書き出す
PostScript変換【8】:DistillerでPDF/X-1aに変換するために書き出す
 Distillerで安定したPDF/X-1aを作成する
 ステップ1 フォントは埋め込むかアウトライン化する
 ステップ2 カラーはCMYKとグレースケールにする
 ステップ3 透明オブジェクトは分割・統合して書き出す
 ステップ4 DistillerでPDF/X-1aの設定で変換する


第四章 フィックスアップで編集する

フィックスアップ【1】:プリフライトでフィックスアップを作成する
 PDFを自動的に編集加工するフィックスアップ
 ステップ1 新規でプリフライトプロファイルを作成する
 ステップ2 新規フィックスアップを作成する
 ステップ3 複数のフィックスアップを追加するときのポイント
 ステップ4 フィックアップを適用すると前の状態に戻らない
フィックスアップ【2】:[色を置換]でRGBをCMYKにする
 [変換先]のCMYKとデバイスカラーを指定する
 [変換設定]で対象オブジェクトや対象カラーを決める
 ステップ1 [変換先]でRGBをターゲットCMYKを指定する
 ステップ2 [変換設定]ですべてのオブジェクトとカラーをCMYKに変換する
フィックスアップ【3】:[色を置換]でキャリブレーションを解除する
 キャリブレーションを解除してからカラー変換はできない
 ステップ1 [変換設定]で「キャリブレーションを解除」する
フィックスアップ【4】:[色を置換]で特色をCMYKにする
 [変換先]と[想定プロファイル]は同じプロファイルを指定する
 ステップ1 「特色」を選択して[変換]で「変換先に変換」する
フィックスアップ【5】:[色を置換]でコンポジットカラーにグレーにする
 変換先のグレースケールプロファイルの決め方
 ステップ1 変換するカラーを選択してグレースケールに変換する
フィックスアップ【6】:[白のベクトル / テキストオブジェクトを抜きあわせる]
 Illustratorで可能な白のオーバープリント
 ステップ1 白のオーバープリントをプリフライトで調べる
 ステップ2 白オブジェクトのオーバープリントを解除する
フィックスアップ【7】:[黒のオーバープリント]で墨ベタをオーバープリント
 オーバープリントが必要な墨ベタオブジェクト
 ステップ1 黒の抜き合わせをプリフライトで調べる
 ステップ2 黒の抜き合わせをオーバープリントにする
フィックスアップ【8】:[線幅を拡大]でヘアラインを修正する
 フィックスアップでPDF内の線幅を置き換える
 ステップ1 [線幅を拡大]フィックスアップで線幅を置き換える
フィックスアップ【9】:高品質で[透明を統合]する
 自動的に透明を分割・統合する[透明の統合]フィックスアップ
 ステップ1 フィックスアップで透明を分割・統合する
 ステップ2 テキストをアウトライン化して透明を分割・統合する




Acrobat検証用データ、プリフライトプロファイルをプレゼント

セミナーで使用した検証用データプリフライトプロファイルを差し上げます。そのまま使えるプリフライトプロファイルや、印刷用フィックスアップがてんこ盛りで収録されています。EPS画像の水平線を調べる方法と実際のフィックスアップもバンドルします。


Acrobat『Acrobatを使って印刷用PDFをラクラク印刷する方法』DVD

2007年10月に大塚商会さん(PAPITプロジェクト 第5弾イベント 「PAPIT Forum 2007 秋」)で行ったAcrobat 8 ProのセミナーをDVD化したものを差し上げます。収録時間約80分。サンプル動画は下記を御覧下さい(約10分)。

その1


その2


Acrobat「DTPオカジオネル最新号」をプレゼント。

『DTPオカジオネル第8号』をプレゼント。(A5/64ページ:特集:Illustrator CS/CS2の分割水平線はなぜ発生するのか)


Acrobatお申込後60日間無料電話サポート

テキストをお申込いただくと、インクナブラによる電話サポートを無料でさせていただきます。DTP-S倶楽部特別会員の電話サポートは、通常、1ヶ月、18,000円いただいておりますが、テキストをお申込いただいた場合、お申し込み後60日間、テキストの内容以外のものでも、無料でサポートさせていただきます。


Acrobatサクサク出力のツボの書籍をバンドル、ブログにもご招待

Acrobat 8 Pro Acrobat 8 Proの裏技や知っておきたいノウハウを詳しく解説した『ピンチを救う Acrobat 8 Proサクサク出力のツボ』をプレゼント。あわせて、Acrobatからの出力やトラブルの最新情報をアップしたブログにもご招待。Acrobat 9 Proでの使い方の違いも解説しますPDFや検証ファイルはCD内に収録しています。サポートブログはこちらから



あなたの選択をお聞かせください。


 あなたがいつでも最新鋭の出力機を利用でき、ベンダーのサポートでPDFワークフローに十分対応できるのであれば、『ピンチを救う Acrobat 8 Proサクサク出力のコツ』は必要ありません。今すぐ、このページを閉じてください


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『ピンチを救う Acrobat 8 Proサクサク出力のコツ』の販売価格は、29,400円です。決して安くはありません。しかし、ややこしいPDFが入稿されて、しかも納期のない印刷物の場合、どのように対応すればいいのでしょうか。出力や印刷の検証のために貴重な時間を失ってしまってもいいのでしょうか。もし、クライアントの信頼を、失うようなことになったら、お金では取り返しがつきません。

 さてAcrobatだけでPDFワークフローを作成するまえに、Acrobatでのプリフライトを試してみたいという方のために、IllustratorからPDFをチェックするプリフライトプロファイルをご用意しました。お申込いただくと、お手軽にでダウンロードいただけます。
まずはこちらで試してみたしてみて下さい。



 『ピンチを救う Acrobat 8 Proサクサク出力のコツ』 はPDF入稿するときに、是非とも欠かせないテキストです。しかし、この書籍があれば、どのようなPDFが入稿されても、安心して出力できます。お申込みはいますぐ下記より


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 お申込いただいても、本書がお役に立たなければ、三十日以内であればいつでもご返品いただけます。高価なRIPの機能を使わずに、PDFを安全確実に出力する方法を身につけて下さい。


Acrobat 8 Pro

Acrobat Proサクサク出力のコツ
上高地 仁 著/A5/192P/2008年05月30日初版/インクナブラ 刊行

販売定価:29,400円(内税:1,400円)

価格(税込)29,400円 DTP-S倶楽部価格(税込)24,150円(税別)
*1冊購入されて、DTP-S倶楽部に同時入会される場合は36,750円になります。お客様情報入力画面で「DTP-S倶楽部に入会する」を選択して下さい。