  
             
             日本での電子書籍はKindleが最有力です。セルフパブリッシング(自主出版)をしたいのであれば、Kindle以外に選択肢はありません。「iBookstoreもある」という意見もあるでしょう。確かにiBookstoreも同じようにセルフパブリッシングが可能です。 
             しかし、アップルは独自の審査基準を持っています。単体のブックアプリはアメリカでは受け付けなかったのに、日本ではiBookstoreが始まっていないことを理由にブックアプリの審査を通していました。もし日本でiBookstoreが開始されれば、「ブックアプリは審査を通らなくなります」と最初から言っていれば、誰がブックアプリを申請するでしょうか。 
             iBookstoreではアップルが密かに方針を変更することがあり、その場合はいままで審査に通っていた電子書籍も審査に通らなくなる可能性があります。本来KindleもiBookstoreも電子書籍の流通のための仕組みです。あるいは書店です。法律に違反したり抵触したり、公序良俗に反するという理由でリジェクトされるのであれば理解できますが、そうではなく自社が独自で決めたルールで審査基準を定めるのであれば、審査基準の緩い方が安心しして申請できます。Kindleには不合理・不条理ではないかと思えるような審査基準は見当たりません。 
             そんなことよりKindleの楽しさは、実はKDPレポートにあります。Kindle本の売り上げは、ほぼリアルタイムでレポートに反映されます。タイムラグはせいぜい数十分。あなたのどりの本が何時何冊売れたのかすぐにわかります。KDPレポートをリロードして本がダウンロードされていたときのカイカンは病み付きになりそうです。 
              
             あなたはKindleで成功したいのでしょうか。Kindleは誰でも電子書籍を申請してKindleのサイトにあなたの電子書籍を並べることができます。しかし誰が書いた本であっても売れるというわけではありません、電子書籍が売れるためにはいくつかのハードルがあります。 
             
             
              
             
             Kindleでセルフ・パブリッシングするためにepub形式の電子書籍を作成するのはそれほど難しくありません。インターネットのホームページを作成するスキルがあれば簡単に作成できます。つまり、HTMLとCSS(スタイルシート)を読むことができればとても簡単です。 
             とはいえ、HTMLとCSSを読んだとき、それがどのように表示されるのか、誰でも瞬時に理解できるのかというと、けっしてそうではありません。HTMLとCSSが読める人と読めない人がいますし、読めるようになるには努力と慣れも必要です。epubの電子書籍はプログラムを組むようなスキルは必要ありませんが、無料のブログを作成するようにはいかないのです。 
             簡単なepubの電子書籍は、既存のepub作成ソフトやツールを使えば作成できます。しかし、少し複雑な処理を行おうとすると、たとえばルビを付けたいと思うとHTMLのタグやスタイルシートのプロバティを編集する能力が必要になってしまいます。 
             
              
             このページは「epub作成は誰かに任せたい」と思うあなたのためのものです。自分で作成できる方は、ご自分で作成するほうがいいでしょう。Kindleのepubはハードルが低く、最低限の仕様が満たされていればKindleにアップロードすることができます。アマゾンはアップロードされたファイルを販売用にダウンロードするために作成しなおすので、作成側がシビアになることはありません。割といい加減なepubでも、KDPに申請してKindle本としてアマゾンのページに並べることができます。 
               Kindleへの申請は、作成したepubをKindle PreviewerというツールでKindleの形式である「mibi(モビ)」という形式に変更してエラーを確認するだけです。エラーといっても、警告程度であれば、たいていはそのままアップロードすることができます。 
             Kindleに申請するepubを作成するのは簡単です。ですから、できるだけ廉価にKindle用epub作成サービスを行うことにしました。「自分で作成するより頼んだ方が安い」という価格として、三万字までのリフロー形式、三百ページまでの固定レイアウトを 
            12,000円(税別)で作成 
            で作成させていただくことにしました。しかしこの費用ではまだまだ敷居が高いと感じる方も居られるでしょう。そこで初回に限り、 
            たった6,000円(税別)で作成 
            させていただくことにしました。リフロー形式でも固定レイアウトでも費用は同じです。この価格でのepub作成はとても厳しいものがあります。ですので「6,000円(税別)」の価格は最初の申し込みのご依頼のみとさせていただきます。Kindleに電子書籍を申請したいけど作り方が分らないあなたや、不安があるあなたのためのKDPトコトンサポートです。 
             なぜこんな廉価でお受けできるのでしょうか。それはいままで数多くのKindleブックを作成してきた実績があるからです。弊社ではいままでオリジナルの電子書籍だけでなく、青空文庫のテキストをベースに多くのKindleブックを作成してきました。その中で複雑なレイアウトのepubファイルを作成してきました。原稿が揃っていれば、Kindleのepubをスピーディーに作成するノウハウがあるからです。 
             固定レイアウトでは独自のテンプレートを用意して、少ないステップ——ページ画像を差し替えるだけ——という方法で、ローコストなepub作成を実現しています。 
             
             
              
             epubの電子書籍には大きく分けて2種類のフォーマットがあります。リフロー形式と固定レイアウトと呼ばれるものです。リフロー形式はテキストを読むための仕様です。通常の本はこちらに分類されます。固定レイアウトは、コミックの電子書籍のようにページを画像として表示する形式です。KDPトコトンサポートでは、もちろん両方に対応しています。 
             それでは初回6,000円(税別)でKindleの電子書籍を作成するとき、どこまで可能なのかをご案内いたします。リフロー形式と固定レイアウト形式では注意点が異なります。 
            ▼リフロー形式 
             リフロー形式は一般的なテキストで作成された電子書籍をいいます。リフロー形式では、KindleやKindleアプリで開いたときテキストのサイズを変更したり、背景色を変更することができます。初回6,000円(税別)の基本的な仕様は次のようになります。 
            *本文の文字数三万字まで 
            本文テキストの文字数は三万字までいたします。三万字は四百字詰め原稿用紙で七十五枚となります。三万字以上は文字数に合わせて価格が上乗せされます。 
            *表紙画像は別途ご用意ください 
            Kindleでは表紙画像はアップロード時に指定します。Kindle用epub作成の費用には含まれません。こちらで作成させていただくことも可能です。費用は10,000円(税別)からとなっています。 
            *ルビや字下げ(インデント)は制限なし 
            本文中のルビや字下げの指定には制限はありません。テキスト内にご指定ください。指定方法は青空文庫形式でご指定願います。ルビは原則として漢字につけます。漢字のあとに《》でひらがなを挿入します。 
            屹度《きっと》そうする 
            という感じです。詳しくはこちらをご覧下さい。 
            *画像の挿入は二十点まで 
            本文中に画像を挿入する場合、最大二十点まで初回6,000円(税別)お受けいたします。二十一点目からは別途費用が発生いたします。画像は指定した場所の次のページで画像のみを表示させます。テキストの回り込み等は可能ですが、テキストサイズを変更すると、レイアウトが変わりますので、原則的にはページ内での全画面表示となります。 
            *外字作成は十点まで 
            本文中にKindleやKindleアプリで表示できない文字や記号があるとき、Kindleでは画像として文字を作成して挿入することになっています。テキスト内に外字画像を埋め込むことで、テキストの文字サイズを変更しても、画像化した外字もそれに追随して表示サイズが変えることが可能です。一冊の電子書籍で作成させていただく外字もしくは作字の画像は十点までといたします。 
             リフロー形式で最低限必要となるものは 
            ・タイトル 
              ・著者名 
              ・本文テキスト 
              ・目次にしたいテキスト 
              ・表紙画像(短辺が1000ピクセル以上) 
            となります。オプションでご用意いただくものは 
            ・挿入画像(JPEG形式) 
              ・外字の字形情報 
            となります。 
               なおテキストは完全原稿をご用意ください。こちらでは文字校正は分る範囲で行いますが、責任を持った文字校正はできません。あしからずご了承ねがいます。 
             
            ▼固定レイアウト形式 
               固定レイアウトは、一ページに画像を表示させる形式の電子書籍です。画像を表示させるので、テキストを大きくしたり小さくしたりすることはできません。また、Kindleデバイス以外では目次を表示できません。iBooksの固定レイアウトは、ページ内の特定の場所をタップすると、別のページを表示したり、ブラウザでリンク先のURLを表示可能ですが、Kindleではページジャンプもウエブサイトのリンクもできません。また二ページ分の画像を見開きにして表示することも不可能です。 
               しかし固定レイアウトでしかできないものもあります。写真を多用したムック形式の電子書籍や、絵本などは固定レイアウトでしかできません。固定レイアウトでしか配信できない電子書籍も少なくありません。 
             既存の紙の書籍でも、ページをスキャンして画像化すれば、簡単に固定レイアウトのKindle書籍として配信可能です。 
             固定レイアウトの入稿には二種類の方法があります。 
            *ページ毎の画像で入稿 
               表示するページを画像で入稿される場合は、画像フォーマットは原則的にJPEGで作成してください。画像の大きさ(ピクセル値)は天地・左右ともすべて同じ大きさで作成する必要があります。Kindleの固定レイアウトではページ単位で画像のサイズを個別に指定できません。必ず同じサイズにして入稿してください。 
               画像のファイル名には基本的に同じものにして、表示する順番の番号を三桁でつけてください。例えば 
            虎ばさみ001.jpg 
              虎ばさみ002.jpg 
            という具合です。 
            *PDFでの入稿 
               画像をPDF化して入稿いただくことも可能です。ページ順のPDFで入稿いただければ、こちらで画像化して固定レイアウトの電子書籍を作成いたします。 
               PDFで入稿される場合も、PDF内の総てのページサイズを同じサイズで作成してください。作成方法が異なる画像やPDFを、あとから一つのPDFにバインドされる場合は、PDFのサイズをご確認ください。PDFのサイズはAcrobatで開くとき、ウィンドウの左下にカーソルをあてると表示されます。 
            *画像のページ数は250ページまで 
            電子書籍化するページ数は300ページまでとなります。それ以上は費用が加算されます。300ページ以上は100ページ単位で価格が上乗せされます。 
            *表紙画像は別途ご用意ください 
            Kindleでは表紙画像はアップロード時に指定します。Kindle用epub作成の費用には含まれません。こちらで作成させていただくことも可能です。費用は10,000円(税別)からとなっています。 
             固定レイアウト形式で最低限必要となるものは 
            ・タイトル 
              ・著者名 
              ・本文画像もしくはPDF 
              ・目次にしたいテキスト 
              ・表紙画像(短辺が1000ピクセル以上) 
            となります。 
             なお固定レイアウトのページ画像はKDPにアップロードすると、KDP側で圧縮されますので、圧縮品質を指定することはできません。 
             
               
 
               
               
              弊社で作成したKindle電子書籍の一部です。なお許諾の関係上、インクナブラ発行のものだけをご紹介しています。 
               
             
            
  
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  すべての謎は宮本武蔵親子鷹で解決する 
  上高地 仁 (著)
  
  本書では平田将監の子孫が平田武仁であり、平田武仁の子が後の新免無二であり若年のときに宮本武蔵を名乗っていたことを証明します。新免無二もまた宮本武蔵同様の戦国末期の有名な剣術家だったのです。
  
  
   
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進撃の巨人 ミスリードの謎2 第14巻編 
かみこうちじん (著) 
  
『進撃の巨人』は鎧の巨人に攫われたエレンがウォール・マリアから戻ってから、壁内で大きな展開を見せています。物語の全体の構成を考えるとき、トロスト区の攻防までを「序」とすると、座標化したエレンがウォール・マリアから戻ったときまでが「破」ではないでしょうか。新しいリヴァイ版の編成とエルヴィンの王都に向かう辺りからが「急」の展開となりそうです。本書は第14巻の内容を読み解き、読者をミスリードに誘うシーンや台詞を考察し、巨人と壁世界の謎を解き明かしていきます。 
  
 
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進撃の巨人、ミスリードの謎 (進撃の巨人 ミスリードの謎) 
かみこうちじん (著) 
  
『進撃の巨人』は人間を喰う巨人が徘徊する異世界で巨大な壁を築くことで暮らしていた人類が、ある日超大型巨人によって壁が破壊されてしまいます。その危機に立ち向かう少年少女たちの物語です。本書では『進撃の巨人』に隠された謎の意味に気付き、この不思議で凶暴な世界を解読するトキメキをお届けいたします。 
  
 
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印刷ノウハウで収益をマルチ化する方法 (印刷営業、明日はどっちだ2) 
上高地 仁 (著) 
  
Professional DTP誌に5年に渡って好評連載した「目指せ! 印刷営業の達人」の第十三回〜第二十四回までです。印刷営業としての印刷用データ作成や出力のノウハウを素材集や書籍の販売、面付けテンプレートやセミナーなど複数のメディアにビジネスとして展開していく方法論を取り上げました。印刷会社がノウハウを他展開する上でのヒントとなる話題と実例と体験が満載です。
  
 
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印刷技術を四方八方に躊躇なく展開せよ (印刷営業、明日はどっちだ3) 
上高地 仁 (著) 
  
Professional DTP誌に5年に渡って好評連載した「目指せ! 印刷営業の達人」の第二十五回〜第三十八回までです。縮小する印刷業界にあって、生き延びるためには所有する印刷技術を四方八方に躊躇なく展開することが求められます。モノを売る、サービスを売る、ノウハウを売る、何でもありの時代に印刷会社が取り組むべき方向を語ります。
  
 
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訪問営業以外の集客ノウハウを確立せよ (印刷営業、明日はどっちだ4) 
上高地 仁 (著)
  
Professional DTP誌に5年に渡って好評連載した「目指せ! 印刷営業の達人」の第三十九回〜第五十二回までです。「脱皮できない蛇は死ぬ」印刷会社も従来の印刷マーケットにしがみついていれば生き残ることが難しくなりました。新しいビジネスを展開し、それに見合った集客ノウハウを身につける必要に迫られています。既成の常識を捨て、脱皮するための方法を考えます。
  
 
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序破急で営業を劇場化して切り込め (印刷営業、明日はどっちだ5) 
上高地 仁 (著)
  
Professional DTP誌に5年に渡って好評連載した「目指せ! 印刷営業の達人」の第五十三回〜第六十六回までです。新しいビジネスににしろサービスにしろ、見せ方が重要です。演出して感動するような営業の在り方を考えます。「印刷営業、明日はどっちだ」最終巻です。 
  
 
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Illustrator CS6/CCグラフィックスタイル活用カタログ 
上高地 仁 (著) 
  
本書はIllustrator CS6/CCのグラフィックスタイルライブラリの適用サンプルです。最初にトピックとして、グラフィックスタイルの編集方法と更新の方法を解説してあります。llustrator CS4からグラフィックスタイルの重ねて追加する機能が追加されましたが、追加用のグラフィックスタイルの作成方法も掲載してあります。
  
 
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InDesignでKindleのepubをラクラク作成する方法 
上高地 仁 (著) 
  
InDesignとSigilがあればKindleに申請するepubは誰でも簡単に作成できます。InDesignでレイアウトしてepub書き出しするだけです。Sigilで少しテキストファイルやスタイルシートを編集するだけ。本書ではInDesignで設定でepubに反映されるものと、InDesignでのドキュメント作成の基本、InDesignからのepub3の書き出して設定、そしてSigilで編集するべき部分をわかりやすく詳細に解説しています。
  
 
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三国志 全10巻 吉川英治 
吉川英治 (著)
  
吉川英治代表作。三国志の世界を独自の史観で展開した三国志の原点となる作品。昭和14年から18年までの4年間、中外商業新報や台湾日日新報等の新聞に連載された。劉備、関羽、張飛の三人が出会い桃園で義兄弟の誓いを経て、後漢末の激動の時代から魏呉蜀の三国が鼎立して諸葛亮が五丈原で没するまでを描く。 三国志の世界をより理解しやすくするために、この時代の大まかな地図を用意。
  
 
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宮本武蔵 全7巻 吉川英治 
吉川英治 (著)
  
吉川英治代表作。昭和10年から14年まで朝日新聞に連載され、戦国末期から徳川幕府揺籃期に活躍した剣豪宮本武蔵の成長を描いた大作。大衆小説、国民文学の金字塔。登場人物が多いので、巻頭に主な登場人物の簡単なリストを掲載した。最初に登場した各巻ごとに分類してある。
  
 
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