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その2 プリンタドライバを使い分ける
2―6 LaserWriterでする[カスタム用紙サイズ]

■PPDファイルに「Acrobat Distiller J」に指定する
 LaserWriterはAppleのプリンタドライバです。LaserWriterとAdobePSは双子の関係にありますが、使い勝手はいくつかの点で異なっています。
 LaserWriterはAdobePSのように用紙設定で、カスタムページやPPDファイルの指定ができません。それではLaserWriterでは、カスタムページの指定はできないのでしょうか。カスタムページサイズの指定ができなければ、ドキュメント内の余白を「0」にすることはできません。
※LaserWriter 8でそのまま用紙設定を開いても、カスタムページの指定はできない。

 次に[再設定]のボタンをクリックします。そうするとPPDファイルを選択するダイアログが現われるので、[PPD選択]をクリックして、機能拡張の「プリンタ記述フォルダ」から「Acrobat Distiller J」します。これでPPDファイルがDistiller 4.0用のものになりました。
※セレクタでPostScriptプリンタを選択する。

●[再設定]のボタンを押して[PPD選択]を選択する

●「Acrobat Distiller J」を選択する
※セレクタでPostScriptプリンタを選択する。

 ただしこの方法では、一旦PostScriptプリンタに接続しなければPPDファイルを指定できません。

■用紙設定で[カスタム用紙サイズ]を入力する
 これでアプリケーションに戻り用紙設定を開くと、オプションから[カスタム用紙サイズ]が選択できるようになります。
 [カスタム用紙サイズ]を選択して[新規]のボタンを押します。用紙のサイズと余白の指定を行ない、[カスタム用紙サイズの名前]を入力して保存します。
 [ページ属性]に戻り、用紙で入力したカスタム用紙サイズ名を選択します。これでLaserWriter 8でも余白をなくしたPDFの用紙設定ができます。

●[カスタム用紙サイズ]を選択

●[新規]のボタンを押す

●用紙サイズと余白を入力

●[ページ属性]で用紙を選択



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