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その2 プリンタドライバを使い分ける
2―1 PSPrinterでのPDFの作成

■PSPrinter 8.3.2JでPPDファイルを指定する
 最初にAcrobatでPDFを作成するために開発されたプリンタドライバが、PSPrinter 8.3.2Jです。Acrobat 3.0JではPSPrinter 8.3.2JでしかPDFは作成できませんでした。
 PSPrinter 8.3.2Jをインストールすると、機能拡張フォルダに「PSPrinter」というファイルがインストールされます。合わせて「プリンタ記述ファイル」というフォルダとそのなかにいくつかのPPDファイルがインストールされます。
※PSPrinter 8.3.2Jをインストールするときのダイアログ。インストールされるファイルが表示されている。

 PDFを作成には、まずPostScriptファイルを作成しなければなりません。ただしPostScriptファイルの作成にはいくつかの条件があります。
 まず[セレクタ]で[仮想プリンタ]を選択しなければなりません。仮想プリンタを選択したら、機能拡張フォルダの「プリンタ記述ファイル」フォルダにある「Acrobat Distiller J 」というファイルを指定します。これはAcrobat 4.0をインストールするとインストールされるファイルで、これを指定します。

●[セレクタ]で[仮想プリンタ]を選択する

●「Acrobat Distiller J 」を選択する

●「Acrobat Distiller J 」の選択を告げるアラート

●選択された「Acrobat Distiller J 」
※[仮想プリンタ]を選択して「プリンタ記述ファイル」フォルダから「Acrobat Distiller J 」を指定する。

 さてプリントドライバの設定ができたら、出力する前に用紙設定も変えておきます。用紙を[カスタム]にして、用紙サイズで幅と高さ、天地左右の余白(マージン)を「0」にします。余白を「0」にしておかないと、マージン部分が白いPDFが作成されてしまいます。
※裁ち落としいっぱいに図柄があるとき、PDFの作成では余白を「0」にしておく。また用紙設定も、し直す必要がある。

 Acrobat 3.0Jをインストールしていると、システムフォルダ直下に「DistAsstDaemon」というファイルもインストールされます。これはプリント時にPostScriptファイルを書き出すと同時に、Distillerを起動させてPDFを作成させるものです。またDistAsstDaemonを起動するには、「プリンタ記述ファイル」に「DistAsstJ」というファイルが必要です。
※PSPrinter 8.3.2Jをインストールして、[プリント]すると、出力先に[PDF]が加わる。

■Distiller 4.0はあらかじめ起動しておく
 しかしPSPrinter 8.3.2Jで出力先に[PDF]を選択すると、バックグラウンドでAcrobat Distiller 3.0Jが起動してしまいます。これではフォントの埋め込みはできないので、PSPrinter 8.3.2Jでは取りあえず、PostScriptファイルを書き出してから、Distiller 4.0でDistillするか、Distiller 4.0を予め起動しておき、ジョブオプションを指定しておきます。

 またPSPrinter 8.3.2Jは、Mac OS 8.5以降のシステムにはインストールできないようになっています。これは機能拡張の「WorldScript II」のバージョンがあわないためのものようです。
※Mac OS 8.5にPSPrinter 8.3.2Jをインストールすると、インストールを拒否される。

 しかし既にインストールされた機能拡張ファイル「PSPrinter」を、Mac OS 8.5以降のシステムにドラッグコピーして使うことができます。またそれを使ってPDFドキュメントを作成し、フォントを保存することもできますが、互換性などについては問題がある可能性もあるので、Mac OS 8.5以降では、AdobePSのドライバを使ったほうがいいでしょう。



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