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第5章 ワンビッジット・マルチタスク

■新幹線でDVDに凝ってます
 ここのところ月に1度くらいは、出張しています。1ヵ月に何度も行くこともあれば、全く行かない月もあります。ほとんどがセミナー出張で、たいていは新幹線でいきます。やっぱり東京が多いんですけどね。
 行きの新幹線はね、セミナーの準備とかを車中でするわけですね。しかし帰りの新幹線は、特にすることはありません。やっぱり疲れていますからね、仕事をすることもほとんどないし、本を読んでもあまりページが進まなかったりします。出張の疲れを、麦酒でほぐすくらいしかありません。
 このところ、帰りの新幹線ではDVDで映画を見ています。東京大阪間で約三時間ですから、映画1本みるのに丁度いい時間なんですね。
 もちろんPowerBook G3にDVDを入れて観ます。ヘッドホンをつければ、それほど迷惑になるわけではないしね。座席の奥に人がいるときは、通路に出にくいくらいでしょうな。
 DVDは持ち運びも楽だし、途中で止めても、そこからもう一度簡単に観ることができます。つまり新幹線の座席の中がプライベートシアターになるわけです。
 そりゃ、新幹線でPowerBookを広げてDVDを観るのが恥ずかしくないかといえば、多少はそういう気持はありますよ。やっぱり新幹線でノート・パソコンを広げるだけでも目立つからね。横並び意識の強い日本人の一人として、だれもそんなことはしていないのに一人でそれをするのは、多少は勇気がいります。
 マンハッタンに行くと、ビジネスマンは朝の通勤電車の中でも、ノートパソコンを広げているそうですが、日本でそんな光景にお目にかかれるのは、何時のことやら。
 まあ、でもね、そんなことを気にしていたら何にもできません。私は、出張帰りの新幹線という中途半端な時間を、それなりに有効に使いたいと思うわけで、それにはDVDの映画を観るのが一番適しているわけです。昔観たけど、もう一度観たい映画とか、まだ観てないけどDVDのタイトルがリリースされているものなどを取りあえず買っておいて、出張に備えるわけです。
 回りを気にしていたら、何にもできないと思いませんか。傍からどのように見られようと、自分のしたいことはすればいいと思います。どのようなことでも、思いついたらやってみるという、行動力は必要だと思いますな。
 最近は帰りにDVDを観ることを楽しみに出張したりしています。DVDをPowerBookにいれてApple DVD Playerを起動すると、「今日もよく働いたな」と一息つくことができます。

[下記のトピックに続く]

■光陰矢のごとし──時間は効率的に使え
■アポイントには「然る可き用件」がいる
■新規営業の訪問は一石三鳥で
工学社/Professional-DTP誌 2000年11月号所収



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