Adobe Illustrator(イラストレーター) 使い方と出力講座:透明効果からPDF保存、Illustrator CS3まで
Adobe Illustrator使い方と出力講座:透明効果からPDF保存、Illustrator CSまで

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第5章 解像度と出力の素敵な関係



■5-10 PostScriptエラー

 イメージセッタは、印画紙やフィルムの感熱材料に高解像度で出力するPostScriptプリンタです。印刷出力部分のみをイメージセッタと呼びますが、ビットマップデータに変換するRIP部分と出力して現像定着させる現像機の部分が必要になります。

 イメージセッタはPostScriptプリンタなので、イメージセッタに求めらることは、モニタや他のPostScriptプリンタで出力された結果を忠実に再現できるかということになります。同じ出力結果ために必要なことは、Illustratorのバージョンが同じであること、つぎに搭載フォントならびにフォントのバージョンが同じであること、そして配置された画像ファイルが揃っていることです。特にフォント環境を同一にすることは難しく、あるべきフォントがなかったり、ないはずのフォントが残っていたりすると出力時に混乱が生じます。

 イメージセッタと普通紙プリンタを比較して注意すべき点は、当たり前のようですがイメージセッタの出力は大変高コストであるということです。出力機そのものが高価であるだけでなく、出力時間も長くなります。たとえば普通紙のモノクロプリンタで600dpi・5分の出力時間を要するファイルがあるとすると、これを同じプロセッサで2400dpiで四版出力すると5分×42倍(2400dpi÷600dpi)×四版で320分かかることになります。むろん、普通紙プリンタとイメージセッタとは演算速度も異なるし、印字方法も違うので320分もかかりませんが、単純にいっても演算量は16倍×四倍はあるわけです。高価な機械を長時間にわたって拘束するわけですから、データの間違いは許されません。完全なデータにして出力しなくてはなりません。

 出力で問題となるのは、出力したフィルムが必ずしもサイズが均一ではないということです。カラーものを四版同時に出力する場合はほとんど問題がありませんが、分版出力されたフィルムの一つを後になって出力し直すと、フィルムが伸縮して見当が合わなくなることがあるのです。これは感光材料をドラムに巻き付けて露光していくときにドラムの回転にムラがあったり、現像時にプレスされたフィルムが伸びるためだといわれます。現在のイメージセッタでは、分版のうちの一版を別途に出力する場合は見当を合わせることは保証できません。


※フォント環境を同一にする
必要なフォントがないと出力できなかったり、出力できても別のフォントに擦り替わったり、ジャギーのあるビットマップフォントのままで出力されたりします。

※出力し直す
一般的にケヌキや掛け合わせ部分の訂正があると例え一版だけであっても、全版出力します。乗せてあるだけの文字などは従来の製版で部分修正することも可能です。


●イメージセッタの解像度と線数(スクリーン)の関係
※RIPのソフトフェアによっては本来のスペック(ひとつのスクリーンが256階調を持っていること)より高解像度の線数で出力できるものもありますが、その場合はスクリーンの階調数が少なくなっています。1200dpの出力の場合カラー分版出力することはまずないので、256階調も必要としません。そのため100lpiでの出力でもなんら問題がなく、たいていが100lpi以上での設定が可能となっています。また2400dpi〜2500dpi程度の解像度出力であっても、RIPの設定によって175lpiの出力を可能とするイメージセッタがほとんどです。
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