Adobe Illustrator(イラストレーター) 使い方と出力講座:透明効果からPDF保存、Illustrator CS3まで
Adobe Illustrator使い方と出力講座:透明効果からPDF保存、Illustrator CSまで

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Adobe Illustrator お茶の子サイサイ

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第4章 フォントエキスパートを目指せ!



■4-3 ATM(Adobe Type Manager)

 ATMはPostScriptのアウトラインデータをMacintoshのシステムに搭載し、画面表示用に使おうというものです。

 Macintoshの画面表示はROM内のQuickDrawといわれるソフトウェアが担っています。フォントの表示に関してQuickDrawはビットマップの表示しか行いません。ビットマップデータどうりに画面上のピクセルを表示します。このため、フォントを回転させたり、長体・平体・斜体などの加工を施すと、ジャギーがひどくなり、さらに醜くなってしまいます。

 しかしながら、当然のことながらIllustratorなどのグラフィックソフトでは画面上でもアウトラインのとれた表示が望まれます。 ATMはMacintoshのCPUの処理速度が飛躍的に向上し、搭載ハードディスクの容量が増大したとき急速に普及しました。なぜなら、ATMを使うには、システムにアウトラインデータをインストールし、CPUがアウトラインデータを展開し表示することが必要になります。1書体当たりのアウトラインデータは約5〜8MBになり、これを10書体搭載すると50〜80MBのハードディスク容量を要求します。

 また、アウトラインデータは関数なので、文字ごとに計算し、画面表示用のデータ(ビットマップデータ)に置き換えなくてはなりません。ビットマップフォントの表示だけの場合は、フォントファイルからデータを引っ張りだしてきて、表示するだけでしたが、ATMの場合はスクロールしたり画面の拡大縮小の度にアウトラインデータを再計算するので、かなりのCPUパワーが必要になります。

 フォントだけで50〜80MBも使えば、システムだけで100MB程度、DTP関係のアプリケーションなどをインストールしていくと、ハードディスクには最低でも500MBは欲しいところです。CPUもできればPowerPCを使い、68系の場合でも68040のCPUでなければ、ストレスを感じない環境とはとてもいえません。

 Illustratorが5.0Jにバージョンアップしてからは、プレビュー画面でのアートワークが可能になりました。同然のことながら、アートワーク画面より、プレビュー画面の方が描画に時間がかかります。特にIllustratorの場合QuarkXPressやPageMakerなどのレイアウトソフトと比較すると文字の多いデータのスクロールは苦手なので、ハードウェア環境の整備が必要です。


※500MB
ハードディスクはできれば1GB以上。フォントを増やすとシステムが重くなるので、RAMも増設が必要です。最低でも40MB、できれば80MB以上は欲しいものです。


●[コントロールパネル]より「〜ATM」を開く
※日本語フォントについてATM3.8.1Jは、原則的にAdobeとモリサワのフォントにしか対応していません。つまりAdobe純正と呼ばれるフォントのみです。他のフォントメーカーのフォントを使用する場合は、そのフォントがATM3.8.1Jに対応したフォントであるかどうかの確認が必要です。未対応のフォントの場合は正しく表示されなかったり、場合によってはファイルが開かないこともあります。たいていのフォントはATMに対応していればATM3.5.1Jには対応しているので、ATM3.5.1Jをセットすると表示されるようです。ただしATM3.5.1Jはインストールプロテクトがかかっているので注意が必要です。



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