Adobe Illustrator(イラストレーター) 使い方と出力講座:透明効果からPDF保存、Illustrator CS3まで
Adobe Illustrator使い方と出力講座:透明効果からPDF保存、Illustrator CSまで

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第4章 フォントエキスパートを目指せ!



■4-1 1バイト文字と2バイト文字

 Macintoshで使う文字は、大きく分けて1バイト文字というものと、2バイト文字というものに分類されます。簡単にいうとアルファベットを使う欧文文字は1バイト文字で、漢字を使う文字は2バイト文字です。

 1バイトは8ビットからなります。この8ビットを0と1で組み合わせると、すなわち28なので256個の組み合わせができます。この256個に番号をつけてコード化した地図の中にアルファベットと数字、一部の記号特殊文字をエンコードしたものが1バイト文字です。英語などのアルファベットを用いる言語は、数字やよく使う記号などを含めても100文字にもなりません。したがって28つまり256のコードで充分事足りるのです。

 しかし、日本語を初めとして中国語やハングル語などの漢字文化圏の文字は、256のコードではとても足りません。日本語の第二水準までの文字で約7000文字弱ありますから、1バイトのコードではどうにもなりません。これらの漢字などを表記するために作られた文字が2バイト文字です。コンピュータの言語の最低単位は8ビットなので、8ビットを越えるものは2バイト即ち16ビットで処理されることになります。16ビットは216なので原理的には65536文字までの割当が可能です。日本語の第二水準までで約7000文字なのに、65536文字の割当はもったいないような気もしますが、コンピュータの構造上いたしかたのないことといえます。

 漢字Talk6までは、MacintoshのOSは1バイト文字しか対応していませんでした。日本語などの2バイト文字はOSにパッチを当てて使用していました。しかし、システム7になってからOSで2バイト文字も対応するようになりました。機能拡張ファイルのなかのWorldScript IIのファイルがそれです。以前は日本語の対応をローカライズして「漢字Talk」という機能拡張ファイルを作成していましたが、WorldScript IIは2バイト文字の扱いを定義したものなので、WorldScript IIがあれば中国語やハングル語などの他の2バイト文字も扱えます。

 1バイト文字の入力は「◆Roman」で行い、2バイト文字は「ことえり」、「EGBridge」、「MacVJE-γ」、「ATOK8」などのInput Methodを使って入力します。


※エンコーディング
コードのなかに文字を割り当てること。キャラクタ・マッピングともいう。

※65536文字の割当
Macintoshが採用しているシフトJIS規格では最大9420文字しか使用できません。

※他の2バイト文字
中国語やハングル語などを扱うためには、それぞれの言語のInput Methodが必要となります。


●KeyFinderを開く
※KeyFinderを開くと1バイト文字のマップが現れます。16×16=256の枡目に欧文フォントの文字が割り当てられています。欧文フォントは同じマッピングなので、フォントを変更しても書体が変わるだけで文字は変わりません。Zapf Dingbatsなどの記号フォントやフォント作成ツールで作成したフォントはその限りではありません。KeyFinderはTHE NORTON UTILITIESのツールの一つです。
●機能拡張ファイルWorldScript II
※2バイト文字をシステムで扱うためのもの。PowerPCには同じアイコンのWorldScript? Power Adapterも必要です。


◆ユニコードはフォントを変える!?
ユニコードは全世界の文字のマッピングを16ビットもしくは32ビットの固定長(注:可変長のエンコーディングもある)で行い、コードを統一しようという規格です。AppleとXEROXが提唱し、Microsoftなどと策定したといわれています。すでにWindows3.1の内部処理に採用され、WindowsNTやNewtonでも採用されています。65536文字のなかに欧文も日本語も中国語もハングル語も全て言語を割り当てることで、システムをローカライズする必要がほとんどなくなるといわれています。Macintoshの次期OS、Coplandにはユニコードを採用する予定になっていますが、日本語TrueTypeのエンコーディングと異なる部分があるともいわれ、どのような結果になるのかはまだまだ未定といえます。また全ての言語をサポートするとフォントの1書体当たりの容量が莫大になり、現実的ではないという意見もあるようです。しかしユニコードが採用されるとユニコードを採用したOS同士であればエンコーディングの不具合から開放され、異機種間であっても文字の互換性は保たれるため、フォントにまつわる問題の多くは解決されることでしょう。




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