Adobe Illustrator(イラストレーター) 使い方と出力講座:透明効果からPDF保存、Illustrator CS3まで
Adobe Illustrator使い方と出力講座:透明効果からPDF保存、Illustrator CSまで

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Adobe Illustrator お茶の子サイサイ

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▼序章 DTPとデジタル営業



■0-7 Adobe Illustratorを覚えよう!

 営業マンがDTP入稿するために、DTPエキスパートになる必要があるでしょうか。なれるのであればDTPエキスパートになるほうがよいに決まっています。しかし現実のところ、そこまでの知識を必要とするわけではありません。印刷営業の現場では、DTPの広範な知識を必ずしも必要とはしないでしょう。またそこまで営業マンの教育を逐一行うのも、難しいものがあることでしょう。

 DTPソフトにはいくつかありますが、大きく分類すると、Adobe Illustratorなどのドロー系(PostScript系)グラフィックソフト、Photoshopなどのペイント系(ビットマップ)フォトレタッチソフト、QuarkXPressとAldus PageMaker(現Adobe)ページレイアウトソフトの三つに分類することができます。一般にDTPといった場合、ドロー系グラフィックソフトやフォトレタッチソフトで作成したものを、ページレイアウトソフトに配置して作成することを指します。しかしページレイアウトソフトは、その名通り、ページ物の印刷物を作成するためには開発されたものなので、端物やパッケージなどには向いていません。またページレイアウトソフトを使うような印刷物は、売上ボリュームもあり、DTPに専任者を付けても十分採算は取れるのです。

 営業マンが覚えるには、ページレイアウトソフトは除外してもいいかと思います。また、フォトレタッチソフトはかなり専門的で高度な知識を要求され、しかもいまだに経験が物をいう部分が大きいのです。これらのソフトも専任者のサポートが欠かせません。ドロー系(PostScript系)グラフィックソフトはどうかというと、作表作図、イラストのみならず、レイアウトソフトとしても使用でき、端物の処理にはもってこいの代物です。また端物の出稿はほとんどが、ドロー系(PostScript系)グラフィックソフトで行われています。デザイナーの多くはページ物でさえ、ドロー系(PostScript系)グラフィックソフトでデータ作成することがあります。

 ドロー系(PostScript系)グラフィックソフトの主なものに、AdobeのIllustratorとMacromediaのFreeFandの二つがあります。アメリカでは均衡するグラフィックソフトですが、日本ではほとんどIllustratorが使用されています。 Macintoshを扱うデザイナーの多くはカラー物でさえ、Illustratorを使って作成しようするのです。カラー物は分版出力に関していえば、Adobe Illustratorに付属するAdobe Separatorの出力には現在のところ出力時間が遅く、複雑なデータの場合出力が安定しないというデメリットがあります。カラーの分版出力はQuarkXPressで行うか、もしくはCEPSに取り込んで行うのが一般的です。それでもIllustratorになれたデザイナーはIllustratorでデータを作成するようです。

 Illustratorを覚えれば、データの入稿は80%〜90%はフォローできる筈です。Illustratorでデータ入稿するとしても、入稿されたデータは出力すればそのまま印刷できるデータとは限りません。むしろ、そのまま印刷できない場合の方が多いかも知れません。それはデザインやレイアウト上の問題ではなく、それは出力や印刷・加工上に注意しなくてはならない部分での問題です。印刷会社が受注するのです。そのデータが不完全なものであっても、部分的に手を加えることで作業できるのあれば入稿し、印刷加工して納品しなければなりません。そこは出力サービスをしている出力センターとは異なることを肝に銘じるべきです。どのようなデータであっても印刷することこそ、印刷会社としての役目ではないでしょうか。以前でも完全版下でなくても、版下に手を入れて製版したように、データにも手を入れて出力するだけのことなのです。


※DTPエキスパート
社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)が認証するDesk Top Prepressのエキスパート。製版印刷の基礎知識、DTP、コンピュータの知識等の基準を策定し、DTPシステムの普及を目指すものです。

※均衡する
アメリカのデザイナーの多くはIllustratorもFreeFandも所有し、その都度のデザインに応じて使い分けているといいます。



●デジタル営業マンに求められるもの



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