Adobe Illustrator(イラストレーター) 使い方と出力講座:透明効果からPDF保存、Illustrator CS3まで
Adobe Illustrator使い方と出力講座:透明効果からPDF保存、Illustrator CSまで

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Illustrator 8.0 大解剖

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▼第一回 新機能を探検する



■5 変形パレットとリンクパレットでできる手動OPI

 変形パレットはIllustrator 7.0Jから追加された機能ですが、8.0からは、リンクパレットが追加され、貼り込み画像が縮尺率が表示できるようになりました。レイアウトソフトでは当たり前の機能ですが、Illustratorは8.0になってやっと実現されました。

 QuarkXPressでは画像は画像ボックスのなかにあり、ボックスの中で画像を移動してしまうと、解像度の違う別の画像に差し替えるのは面倒でしたが、Illustratorでは画像そのものの位置と縮尺率がはじきだせるので、手動でOPI(画像のすり替え)を行なうのが簡単になりました。



■変形パレットの使い方
 変形パレットはオブジェクトの位置を示すものです。これは定規設定の起点(X=0、Y-0)からの移動位置を表示します。変形パレットは、PageMakerと同じように、9個のポイントを選択できます。これはバウンディングボックスの8個のハンドルとセンターポイントの位置を示しています。

 コーナーハンドルやセンターポイントを選択反転させ、X値やY値を入力すると、選択した位置を起点にバウンディングボックスが移動し、H値(高さ)やW値(幅)の数値を変更すると、オブジェクトのサイズ指定した大きさに変形されます。
※変形パレットではハンドルを選択し、数値入力することで、オブジェクトの変形や位置を変えることができます。

 Illustrator 7.0Jと変わった点は、オブジェクトの塗りパターンの変形をコントロールできるます。7.0ではパターンの変形はできませんでしたが、8.0ではパターンの変形を同調させるのか、そのままのパターンを維持するのかを指定できます。
※Illustrator 8.0ではパターンを変形させるオブジェクトを選択しておくと、パターンも変形されます。



■リンクパレットで画像の縮尺率をみる
 リンクパレットはリンク画像の情報と処理を一括して行なうパレットで、Illustrator 8.0からあたらしく追加されたパレットです。
 いままでにない新しい機能は、リンクパレットの画像を選択して[ジャンプ]すると、アートワーク上の当該画像を選択するジャンプ機能、変更したリンク画像を更新する[リンクを更新]、以前はリンク画像を選択してoptionキーを押しながらPhotoshopを起動してリンク画像を開いたショートカットは、リンクパレットオプションのメニューに加えられています。また配置コマンドのオプションであった画像の置き換え機能もここの[置き換え...]でできるようになっています。リンク画像を埋め込み画像にする機能も[画像の埋め込み]として、リンクパレットのオプションに付け加えられてます。
 リンク画像の情報を見るときは、リンクパレットにある画像のリストをダブルクリックします。またはリストを選択反転したまま、リンクパレットオプションから[情報...]を選択します。
※リンクパレットの画像リストを選択し、ダブルクリックするか、リンクパレットのオプションで[情報...]を選択すると、画像の情報が現れます。

 ここの一番下にある[変形]という項目に画像の拡大・縮小などの変形のパーセンテージと回転角度が記載されてます。しかもこの[変形]項目は、画像を埋め込み処理しても表示されるので、たとえ埋め込み画像があっても、縮尺率と回転角度を知ることができるのです。
※埋め込み画像のリンク情報を開くと、画像の拡大・縮小と回転は表示されます。

 回転角度や縮尺率がわかると、貼り込んである画像を別の画像に差し替えたいとき、それ数値を頼りに簡単に画像を差し替えることができます。
 また画像を選択して<ファイルメニュー>で[選択範囲の情報...]を選択して[リンクオブジェクト]を選択すると、リンク画像のピクセル密度がわかるので、貼り込まれた画像の実効解像度を計算することができるので、解像度不足の画像かどうかを調べることができます。


このコンテンツは1998年12月10日〜2000年4月19日に書かれたものです。





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