iPhone/iPadアプリ登録作成方法と、PDFを貼り込むだけのiPhoneアプリ作成ツールSakuttoBookでするiPhoneアプリの作り方

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『Illustrator CS4までのおいしい新機能活用講座：実用的な新機能を時間をムダにせず使う方法（上高地仁著）』はこちらから。

『トラブルでオタオタしないIllustrator使いこなしの鉄則：バージョンによって異なる透明分割の違いをご存じですか？（上高地仁著）』はこちらから。

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SakuttoBookを使うと、PDFを差し替えるだけでiPhoneアプリを作成できます。Xcodeのプログラミング知識は一切不要です。Xcode内にあるPDFを差し替えて、目次テキストを入力してビルド（アプリ作成）すると、それでiPhoneアプリが作成されます。誰でもできるiPhoneアプリ作成ツールがSakuttoBookです。

▼第二章　iPhoneサイズでドキュメントPDFを作成する
2-4　InDesignからドキュメントをPDFとして書き出す

　PDFの書き出しはファイルメニューの［データ書き出し］で行います。［フォーマット］で「Adobe PDF」を選択し保存します。

ファイルメニューの［書き出し］で［Adobe PDF］を選択する

InDesignからのPDFの書き出しは、ファイルメニューから［書き出し］で行います。［フォーマット］で「Adobe PDF」を選択します。

　［PDFの書き出しプリセット］で「高品質印刷」をベースに設定パネルを編集します。一般パネルではページを指定します。すべてのページを書き出す場合は、［すべて］を選択します。それ以外はそのままでかまいません。

　圧縮パネルも変更する必要はありません。画像を貼り込んでいる場合、iPhone 4では「326 ppi」で表示されますが、「300 ppi」でも十分です。画像をダウンサンプリング（解像度を小さく）すると、PDFのサイズを小さくすることができます。iPhoneアプリ化したときのファイルサイズもPDFのファイルサイズに左右されます。PDFのファイルサイズを小さくしたいときは、カラー画像の［ダウンサンプル］と［次の解像度を超える場合］を「200 ppi」程度に小さくします。それ以外はデフォルトのままにします。

PDF書き出しでの一般パネルと画像パネル

InDesignで指定したWebリンクは、iPhoneアプリ化しても機能します。一般パネルで［ハイパーリンク］をチェックしておきます。画像を多用しているとき、アプリのサイズを小さくしたいときは、解像度を小さくします。

　トンボと裁ち落としパネルでは［トンボとページ情報］はすべてオフ、［裁ち落としと印刷可能領域］もオフにします。「高品質印刷」ではデフォルトのままでかまいません。

　色分解パネルでは［カラー変換］で「出力先の設定に変換」を指定し、［出力先］では「Apple RGB」などのRGBプロファイルを選択して強制的にRGBに変換します。CMYKの画像が貼り込まれていると、iPhoneやiPadでは予想外のカラーに変換されることがあります。RGBに変換しておきます。［プロファイルの埋め込み］は「プロファイルを含めない」を選択します。iPhoneではPDF内のICCプロファイルは無視するようになっています。プロファイルを含めるとファイルサイズがその分だけ肥大化します。

PDF書き出しでのトンボと裁ち落としパネルと色分解パネル

トンボと裁ち落としの設定はすべてオフにします。色分解パネルではCMYKのデータを強制的にRGBに変換して書き出します。CMYKのまま書き出すと、iPhoneで表示したとき予想外のカラーで表示されることがあります。

　詳細パネルやセキュリティパネルは変更しません。そのままでかまいません。書き出されたPDFを、SakuttoBookに取り込みます。

SakuttoBook Ver 1.4作成マニュアル

さらにWebで検索する場合は下記より↓

■Acrobat 9 X Pro新機能の真実［Incunabula Inc.］

Acrobat 9 Proには多くの新機能が追加されました。Acrobat 9 Proの新機能であるPDFポートフォリオ、Flash形式での動画の埋め込み、ウィザードで作成するフォーム、Acrobat.comなどの使い方をわかりやすく解説。さらにAcrobat X Proでブラッシュアップされた機能にも言及。App Storeで「Acrobat」で検索して下さい。

◆Acrobat 9 X Pro新機能の真実［iTunesプレビュー］
http://itunes.apple.com/jp/app/id432055977?mt=8

■Illustrator CS/CS2/CS3/CS4入稿データ作成講座［Incunabula Inc.］

Illustrator は印刷用出力データ作成でもっともよく使われているソフトです。Illustrator CS～CS4までで、失敗しない印刷用データの作成方法とチェック方法を詳しく解説。初心者でもデータを作成したあとにチェックしたいものです。App Storeで「Illustrator」で検索していだたくとダウンロードできます。

◆Illustrator CS/CS2/CS3/CS4入稿データ作成講座
　［iTunesプレビュー］
http://itunes.apple.com/jp/app/id430826682?mt=8

■InDesignからEPUBの電子書籍を作成する方法［Incunabula Inc.］

InDesignはCS3以降、EPUB書き出しに対応。しかしバージョンによって書き出し方が異なりそのままではEPUBビューワーでは思い通りに開きません。本書ではCS3/CS4/CS5からのEPUBの書き出し方法とフリーソフトのSigilでEPUBのXHTMLやスタイルシートの編集方法を解説。App Storeで「InDesign」で検索して下さい。

◆InDesignからEPUBの電子書籍を作成する方法
　［iTunesプレビュー］
http://itunes.apple.com/jp/app/id426357649?mt=8

■印刷営業、明日はどっちだ 1［Incunabula Inc.］

Professional DTP誌に5年に渡って好評連載した「印刷営業の達人」の最初の十二回分です。弱者が不労所得で儲ける営業方法をテーマに印刷営業のあり方を考えます。続きもアプリ形式になっています。App Storeで「印刷営業」で検索していだたくとダウンロードできます。

◆印刷営業、明日はどっちだ 1［iTunesプレビュー］
http://itunes.apple.com/jp/app/id426357649?mt=8

◆印刷営業、明日はどっちだ 2［iTunesプレビュー］
http://itunes.apple.com/tw/app/id428731931?mt=8

◆印刷営業、明日はどっちだ 3［iTunesプレビュー］
http://itunes.apple.com/jp/app/id430229300?mt=8

■コンテンツ・ワークフロー1010［Incunabula Inc.］

SakuttoBookで作成した無料アプリです。iPhoneサイズで作成したPDFを使ってiPhoneアプリ化しています。動画を取り込み、別ウィンドウで拡大画像を表示するようになっています。SakuttoBookの見本としてご利用下さい。App Storeで「コンテンツ」で検索していだたくとダウンロードできます。

◆コンテンツ・ワークフロー1010［iTunesプレビュー］
http://itunes.apple.com/jp/app/id423982980?mt=8

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