ファイルメニューから「テンプレートセレクタ」を表示する
　iBooks Authorで電子書籍を作成するためには、まず最初にテンプレートファイルを選択します。テンプレートファイルを選択し、チャプターやセクション、ページを編集して書類を作成します。

　iBooks Authorを起動すると、最初に「テンプレートセレクタ」というウィンドウが表示されます。ここからテンプレートを選択します。もしテンプレートセレクタが表示されない場合は、ファイルメニューの［テンプレートセレクタから新規作成］を選択します。ファイルメニューには［新規］というメニューがありますが、ここを選択しても同じようにテンプレートセレクタのウィンドウが表示されます。

　ここではあらかじめ用意されたテンプレートが６つあります。

基本
コンテンポラリー
モダンタイプ
クラシック
論説
クラフト

の６つのレイアウトタイプです。iBooks Authorはもともと電子教科書用のツールとして開発されていますので、用意されたテンプレートは教科書仕様のものとなっています。教科書ではない電子書籍もこれらのテンプレートの一つをベースにオリジナルテンプレートを作成し保存して使用します。

ファイルメニューの［新規］で開くテンプレート
　iBooks Authorではまず最初にテンプレートセレクタが表示しますが、ファイルメニューの［新規］を選択しても同じようにテンプレートセレクタが表示されます。［新規］と［テンプレートセレクタから新規作成］の違いは、［新規］を選択すると特定のテンプレートを開くことができることです。

　［新規］で特定のテンプレートを開くには、iBooks Authorメニューから［環境設定］を開きます。一般環境設定パネルの［新規書類］にある

テンプレートセレクタ・ダイアログボックスを表示
テンプレートを使用：

で［テンプレートを使用：］を選択し、［選択］からテンプレートを選択します。

　ファイルメニューの［新規］を開くと、［テンプレートを使用：］で選択したテンプレートが開きます。よく使うテンプレートがある場合は、［テンプレートを使用：］でテンプレートをここで指定します。

テンプレートを開いてメインウィンドウを表示する
　書類はメインウィンドウに表示されます。テンプレートから開くのでファイル名は「名称未設定」と表示されます。テンプレートを編集して名前を付けて保存します。編集しテンプレートとして保存することもできます。

　ウィンドウの上部には３つのバーが表示されています。上から

ツールバー
フォーマットバー
用語ツールバー

です。これらは表示メニューで非表示にすることができます。

　また表示メニューから［ツールバーをカスタマイズ］すると、ツールバーにツールを追加することができます。