Photoshopとカラーマネージメントの仕組みと出力講座:印刷用のCMYK変換からDTPファイルの保存
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 「カラーマネージメントは難しい」と思っていませんか? 専門用語が飛び交い、成果もわかりにくいと思っていませんか。確かに「カラーマネージメントしなくても、DTPはできる」かもしれません。

 とはいえ、カラーマネージメントは「常識」になりつつあります。カラーマネージメントがわからないと、CMYK変換もできないようになります。オフセットでも枚葉印刷するときと輪転機で印刷する場合では、CMYK変換のプロファイルも異なります。

 ここでは、難解に見えるカラーマネージメントを、できるだけ「やさしく、わかりやすく」解説します。




▼第2章 Adobe Color Engine入門ガイド



■2-3 RGBを統一するためのRGB作業用スペース

 まず、最初に明確にしておきたいことは、RGBの作業用スペースと、CMYKやグレースケールの作業用スペースとは目的が異なるのです。同じように並べられていますが、本来は別々にしておくべきものです。

 RGBのカラースペースにはどのようなものがあるでしょうか。基本的にはモニタのカラースペースとスキャナのカラースペースがあるでしょう。あとはデジカメのカラースペースでしょうか。

 カラースペースが異なるということは、同じRGB値でもLab値は異なるということになります。つまり見た目の色は同じにはならないということです。もし同じCMYKを使うとしても、元となるRGBスペースが違っていれば、変換されたCMYK値は違ったものになってしまうでしょう。それでは、カラーマネージメントはできません。

 では、どうするのか。どうすればRGBからCMYKに変換したときに同じカラー値にできるのかというと、同じRGBスペースを使えばいいわけです。簡単です。そのときに割り当てるRGBが作業用スペースのRGBです。

 原則的にRGB作業用スペースには「Adobe RGB(1998)」が推奨されています。ではどうして、「Adobe RGB」がいいのかというと、簡単に言うと、カラースペースが広いからですね。RGBの作業用スペースが広いと、他のRGBスペースを変換したときにLab値を維持しやすくなるからです。

 作業用スペースの[RGB]を開くと、「Adobe RGB(1998)」と同じ位置に、4つのRGBスペースが並んでいます。「sRGB IEC61966-2.1」と「Apple RGB」「ColorMatch RGB」です。「Adobe RGB(1998)」以外はモニタのカラースペースです。

 「sRGB IEC61966-2.1」は、Windows環境で利用するモニタの標準的なカラースペースです。原則的にはWindows用として販売されてるモニタは、このカラースペースでモニタ表示します。もっとも現実にはモニタの固体差が大きく、キャリブレーションしないと表示できませんけどね。

 「Apple RGB」と「ColorMatch RGB」の2つはMacintoshの古いモニタカラースペースです。「Apple RGB」とApple社製のモニタのカラースペースで、「ColorMatch RGB」は昔のRadius社のモニタのカラースペースです。2つのカラースペースはいずれも印刷用に作られたものですが、その違いは、白色点が違うことくらいです。

 この3つのカラースペースが「Adobe RGB」と同じ扱いになっているのは、過去もしくは現在に標準的なカラースペースとして利用されているからです。標準のカラースペースとして利用されている可能性があるので、デフォルトで用意されているわけです。

 昔のように、MacintoshのみでRGBスペースを扱うのであれば、「Apple RGB」だけでもいいのですが、現在のように、デジカメ入稿など、Windowsベースのカラースペースを扱うようになると、「Apple RGB」のみでは対応しにくくなります。民生用のデジカメのカラースペースはたいていが「sRGB IEC61966-2.1」が基本だからです。

 その場合でも「sRGB IEC61966-2.1」を「Apple RGB」に、Lab値を維持して変換すればいいわけですが、「sRGB IEC61966-2.1」で表現できても「Apple RGB」では表現できないカラーがあります。また、その逆のカラーもあります。概ね、「Apple RGB」はグリーンの再現がよく、逆にブルーの色域は狭いのです。「sRGB IEC61966-2.1」はその逆でグリーンは狭くブルーが広くなっています。

 ですから、RGBで入稿したカラーのLab値を維持しつつ、なおかつ、さまざまなRGB値に対応するには、それなりに広いカラースペースを持ったRGBスペースがいいことになります。そういう意味で開発されたものが「Adobe RGB」だと言われています。

 印刷用の原稿を整理するとき、さまざまなRGBが使われる可能性があります。スキャナやデジカメ、あるいはスクリーンショットなども、RGBスペースもまちまちです。それらをLab値を維持して、「Adobe RGB」に変換するわけです。RGBは変わってもLab値はほぼ変化しませんので、見た目のカラーは維持されますね。

 RGBの作業用スペースは、さまざまなRGBを1つのRGBに統一するためのものなのです。必ずしも「Adobe RGB」でなくてもかまいません。が、CMYKに変換することを考慮し、Lab値の再現を優先するのであれば、「Adobe RGB」が今のところ最適の選択なのです。

 なお、印刷用ではなくモニタ表示のみのデータでは最終ターゲットのカラーが、RGBの作業用スペースになります。その場合は、WindowsのPCで見るためのものであれば、「sRGB IEC61966-2.1」を割り当てることになります。


 次回はCMYKの作業用スペースについて考えてみましょう。

DTP-Sウィークリーマガジン/223号/2005.8.23配信




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